まず最初に、筆者は『口ゴボ』という表現が好きではありません。
ただ一般的に用いられている言い回しのようですし、以下、口ゴボ(上下顎前突)として記載させてください。
口ゴボ(上下顎前突)とは、上下の歯列や顎の骨が前方に突出し、唇が「Eライン(鼻先と顎先を結んだ理想的な横顔ライン)」から大きくはみ出してしまう状態を指します。横顔が丸く見え、口元が閉じにくくなることで、見た目のコンプレックスにつながるだけでなく、むし歯や歯周病、ドライマウス、発音障害など、さまざまな機能的トラブルを引き起こすこともあります。